西日本新聞


遠賀川の水質など報告 直方水辺館 小中生が流域歩き調査 「生活排水が汚染原因」 ごみリサイクル紹介も

2011年 03月 07日 | [3]教育・NIE

 小、中学生が遠賀川の環境について学んだ成果を発表する「第7回いけいけチャレンジ!遠賀川」が5日、直方市の遠賀川水辺館であった。筑豊地区と岡垣町の8校が参加し、川を歩いて調べた水質の状況やごみのリサイクル活動などを紹介した。

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 発表会は、国土交通省遠賀川河川事務所(同市)が毎年開催し、授業やクラブ活動で遠賀川について学んだ流域の子どもたちが参加している。

 直方市の直方北小の4年生は、学校の近くを流れる居立川や遠賀川を訪れて水質や生き物を調査。児童たちは「生活排水が川を汚す原因と分かった。手を洗うときの洗剤を減らしたり、食べ物のくずを流したりしないように気を付けている」と話した。

 また、調査を通じて川岸にペットボトルや空き缶など資源になるごみが大量に落ちていたことも報告。「自分たちにできるごみの減量化」として、給食で使う年間5万4千個の牛乳パックをリサイクルするよう学校に提言したことを紹介した。

 このほか、嘉麻市の宮野小のグループは、川で捕まえたヨシノボリやドンコなどを1カ月育てた観察記録を映像を交えて説明。「絶滅危惧種のアカザがいることも分かった。魚がすめるきれいな川にしたい」との思いを語った。

 水辺館は、国の「事業仕分け」で存続が危ぶまれていたが、同事務所は今月、防災・環境教育の拠点として残す方針を表明した。近藤修所長は「遠賀川の流域は環境教育が盛んで、子どもたちはさまざまな視点に立って学習している。今後も、こうした取り組みを支援していきたい」と話した。


【写真】子どもたちが学習成果を発表した「いけいけチャレンジ!遠賀川」


=2011/03/06付 西日本新聞朝刊=

■[3]教育・NIEの記事

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