学校教育に関する記事

2007年6月27日

学校から=佐賀県立佐賀北高校(佐賀市) 生徒たちに根付く創造力

 設置から20周年を迎えた芸術コース、九州初の起業家教育の実践など、校訓の1つにもなっている「創造」が、生徒たちの中に根付いています。

 九州でも数少ない芸術コースは美術、音楽、書道の各分野に分かれ、生徒たちは、おのおのが明確な目標を持ち、それを成し遂げるため、日々奮闘しています。

%E6%B2%B9%E7%B5%B5%E3%81%AE%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AB%E5%8A%B1%E3%82%80%E8%8A%B8%E8%A1%93%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%81%9F%E3%81%A1.jpg なかでも美術では2年生の半ばから、日本画や油絵など、より専門的な分野ごとに大作の制作に没頭します。彫刻作品をつくる工房では、作業着とゴーグルを身に付け、けたたましいドリルの音を響かせながら、粉まみれになって細工を施す姿が見られます。

 また2年前には、九州経済産業局の事業の一環で、九州で初めて「起業家教育」を実践した経験があります。佐賀市営バスの利用者を増やすための企画立案や、伝統的な和菓子店で「売れる新製品」を考案するなど、さまざまなアイデアを企画し、問題解決型のプラン作成に取り組みました。

 仲間と活動を共にして刺激し合いながら「もっと良い表現はないか」と奮起したり、「そういう考え方もあるのか」と、別の分野に興味を持って開拓したりして力をつけます。

 これからも、身に付けた創造力や技術力を生かしチャレンジ精神を持って、社会へ、世界へと羽ばたきます。

【写真】油絵の制作に励む芸術コースの生徒たち

=2007/06/27付 西日本新聞夕刊=